訪仏なう。* 2歩

今年2度目の関西訪仏速報(2日目・3日目)


「なう。」といいつつ、結局旅行から帰ってきてからの更新になってしまいました…。

というのも、いくつか理由はありますが、この2日目・3日目がなかなかハードな行程となりまして、すっかり疲れてしまったというのが最大の理由です。

どうハードだったかといいますと…

 

まず、今回の関西訪仏2日目の5/6は滋賀の草津の宿を出発し、JR草津線の油日へ。ここから片道35分ほど歩き、これまたかねてより念願だった櫟野寺(らくやじ)を拝観。

櫟野寺

櫟野寺

本尊の十一面観音は坐像観音としては日本最大。その大きさはもちろん、威厳ある表情にも圧倒されました。また、太い腕なのに念珠と水瓶を持つ両手の指は意外なほど長く、うねる感じが色っぽく、もうすっかり魅了された私は、今まできりがないので大好きな阿弥陀如来関連に限定していた御朱印リミッターをついに解除!その魅惑の指先をデザインした素敵な御朱印帳に、さっそくこの日のご縁を記していただいたのでした。

櫟野寺の素敵な御朱印帳

櫟野寺の素敵な御朱印帳

 

そして、甲賀の奥の櫟野寺から、一路、現在一斉御開帳中の湖東三山へ。この日はGW中ということで三山を結ぶシャトルバスが運行する日でしたが、それでも午後から三山を巡るというのは結構無謀。事前に綿密なシミュレーションを繰り返し、これしかないというスケジュールを確実にクリアすることで、どうにかまわりきりました。

湖東三山は、百済寺→金剛輪寺→西明寺というルートで拝観。いずれの御本尊も写真などでも一切観たことがなかったので、さすがに驚きました。独特の霊験感を放つ百済寺の「植木観音」(十一面観音)。完成せずして魂が宿ったという伝承そのままの異形さの金剛輪寺「生身の観音」(聖観音)。力みなぎる張った頬、鋭い目つきのコワモテ薬師如来の西明寺…。

もちろん三山それぞれ、美しく厳かな本堂等の建築、石段や鬱蒼とした木々が続く境内も素晴らしかったです。でもこの三連続の登り下りの疲労はさすがに後からジワジワきましたが…

百済寺の石段

百済寺の石段

金剛輪寺の国宝の本堂

金剛輪寺の国宝の本堂

西明寺の苔

西明寺の苔

 

日付変わって旅3日目、最終日の5/7。

前日は京都に泊まり、実はこの日は一日京都で過ごすはずでした。というのも、現在巡礼中の法然上人二十五霊場の京都市内の札所をじっくり巡る予定にしていたからです。

しかし、あろうことかその専用御朱印帳を家に置いてきてしまうというあり得ないミスをしてしまい、予定を変更せざるを得なくなりました。これに気付いたのが、関西へ向けて高速バスで東京を発ったばかりの頃。しばらくは現実を受け入れられず、思考停止状態になったのはいうまでもありません…

でも、ここで、これまた以前からいつか実現したいと思っていた奈良の大神神社のご神体である三輪山の登拝をしようと思い付き、当日は天気にも恵まれ、結果としてはとてもよい選択になりました。

というわけで、京都から一路近鉄で天理へ。天理からJR奈良線で三輪へ。まずは大神神社を参拝。平日の朝ということで人も少なく、本当に清々しい雰囲気でした。

大神神社、拝殿の上に昇る朝日

大神神社、拝殿の上に昇る朝日

登拝は摂社の狭井神社にある登拝口から。登拝の申込みも狭井神社にて。あくまで参拝のためにご神体であるお山に登らせていただくのであり、写真撮影はもちろんのこと、登拝で目にしたものも他言は許されません。今回は急遽予定外でのことでしたが、とてもよい経験ができたと同時に、聖域として守られているほぼ手付かずの自然の中に入って、気持ち的にとてもリフレッシュできたような気がします。

三輪山参拝証として首に掛けるたすき

三輪山参拝証として首に掛けるたすき

 

さて、もともとこの日京都で予定していたのは法然上人巡礼以外にもう一つ。こちらは予定通りこなさないといけないので、奈良からとんぼ返りで再び京都へ。京都国立博物館で開催中の「南山城の古寺巡礼」展を鑑賞。

「南山城の古寺巡礼」展開催中の明治古都館(本館)

「南山城の古寺巡礼」展開催中の明治古都館(本館)

寿宝寺の千手観音や神童寺の白不動・天弓愛染、岩船寺の普賢、浄瑠璃寺の大日など、現地のお寺や他の展覧会で観た仏像も出ていましたが、現地の方も行ったことがなく、今回初めて目にした像高3メートル近い禅定寺の十一面観音立像はやはりインパクトがありました。禅定寺は、足を踏み下げ、一点に流れていくような袖の衣文も美しい地蔵や、10世紀と平安時代でも比較的古く、かわいげのある当初の獅子に乗る文殊もよかったので、まぁアクセスは厳しそうですがいつか訪れてみたいと思いました。

 

夕日がさす鴨川、七条大橋から

夕日がさす鴨川、七条大橋から

というわけで、京博でこの旅も終わり。博物館を出て鴨川を渡る頃には、体力的な疲れと充実感とハードな日程ながらどうにかまわりきれた安堵感がないまぜになり、すっかり放心状態になっていました(笑)

 

今回の関西訪仏の旅の速報・ダイジェストは以上です。3日間で京都→大阪→滋賀→京都→奈良→京都と4府県を行ったり来たり。さらに登ったり下りたりが非常多い旅でした。さすがに次回はもう少しゆっくり…とは思うものの、いざその時にはまたこんなふうになっているような気がしますが…

それぞれについては、また改めて記事にしたいと思います。

[訪仏日:2014年5月6日~7日]

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